新tackyのゆったり写真館
黙想の道と出会い ~トラピスト修道院~
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ちょっと日にちが開いてしまいましたが、先日のトラピスト修道院のお話の続きです。
(決してオカルトチックな話ではなくて実話ですよ。念のため。)
展望台からルルドの洞窟に戻ると、普通の観光客なら行かないような場所に
ひとりのおじいさんが立っていました。私の姿を見つけると「こんにちは」と挨拶してくれます。
私もにっこり笑って挨拶を返すと、にっこり笑って「こっちにいらっしゃい」と言います。
さ~て、そんなところに行っちゃっても本当に良いものだか若干不安に思いながらも、
おじいさんがしきりに呼ぶのでついていきました。なんでも話をよく聞けば、
このおじいさん、古くからこの近くに住んで、長く修道院のお世話をされているのだそう。
明日は近隣の教会の信者がこのルルドの洞窟に祈りに集まる特別な日なので、
今日は洞窟とその周辺がきちんと整っているか、事前に状況を確認しに来たのだそうだ。
おじいさん曰く、「ここはね、とても眺めが良いとっておきの場所なんだよ。
だからよそから来た人を見ると時々教えてあげるんだ。
でもね、大人数で来てたり、子供さんがいると危ないから教えられないんだけどね」
確かにそこから見た景色は文句無しに素晴らしかったです。
でも、その写真を載せてしまうと、もしかしたらおじいさんに迷惑をかけてしまうかもしれないので
ここで見た思い出は私の胸の内だけにしまっておきます。ごめんなさい。
で、しばらくの間、そこの眺望を堪能し、満足したので帰ろうとすると、
またおじいさんが、「わしもこれから帰るところだ。良かったら一緒についてきなさい。」と言います。
特に急ぐ旅でもないので、のんびり山道を降りていくおじいさんの後について行きました。
おじいさんは道すがら、この辺りの山や花や畑や修道院の昔から今に続く話を
優しい口調でいろいろと話して聞かせてくれました。とても味わい深い、いいお話でした。
そして、ゲートがあって普通の人が通ってはいけないところに差し掛かると
「ここを通って帰ろう。ここは普段修道士が各々祈りながら散歩をする道なんだ。
今日はわしがいるから全然問題ないよ。好きな景色があったら写真も撮るといい。」
と言ってくれます。そしてしばらく歩いていくと、目の前に現れたのが冒頭の写真の風景です。
ゆったり曲線を描いた道の両脇に、高く伸びたポプラ並木が連なり、
鮮やかな葉の緑の向こうには抜けるような青空。
あまりにも美しい景色を目にした私は、夢中で何枚かシャッターをきりました。
その間、おじいさんはゆったりした足どりで私の邪魔にならないように歩いてくれます。
そしてひとしきり撮り終わるとまた一緒に歩きながら話をしてくれます。
う~ん、なんかこの時すごくいい時間が流れていました。今思い出しても幸せだったな。
本当に心が洗われたような気がしました。おじいさんありがとう。
この話、あとちょっとだけ続きます。それはまたの機会に。
これは、ほんとうのお話ですか・・??
なんだか、夢物語か絵本の世界のような気がしました。よかった~~、ヘンなところへ連れて行かれなくて・・。(ホッ!)
確かにトラピストへは観光では行きません。さみしそうですが、今度、私も行ってみようかなと思いました。
続きが楽しみです♪(実は、チョッとこわいかも・・・)